それなのにその日の放課後、さっそく相馬君に呼び出されてしまった。
あまりにも展開が早すぎて心の準備なんか何もできてない。
蘭ちゃんの予言通りだ。
これまでの人生にはあり得なかった予測不能なイベントラッシュ。
旧校舎へと繋がる渡り廊下。
ここは人が滅多に来ない。
「ごめんね、こんなとこに呼び出して」
「ううん、いいよ」
いくら鈍感な私でもこの後のことはもうわかる。
「単刀直入に言うね。小松さんのことが好き。俺とつきあって欲しい」
百戦錬磨と異名を持つ、あの相馬君の顔が真剣だった。
私だって構えてはいたけど体温は急激沸騰。
男子から告白なんて初めてだもん。
しかもこんなにもストレートに。
「あ、ありがとう、嬉しいです。でも」
「待って、言わないで」
言いかけた声は遮られてしまった。



