蘭ちゃんも心なしか顔がひきつってた。
「お弁当なんか食べてる場合じゃないよ。なんとあの、誰にでもいい顔するみんなのイケメン、相馬君が周りに囲ってた女子みんなを切ったんだよ!
誰も傷つけないで有名な。
女の子はみんなかわいいで有名な稀代の遊び人、相馬君がだよ!」
「お……おぉ、そうですか」
蘭ちゃんの勢いにちょっと圧倒されたけど、構わずスープジャーの中のホワイトシチューを飲んだ。
「何のんきにじゃがいも食べてるの! この現象の原因は、この前紗知が私に話したあれだよ? 一佳君VS相馬君のマウント合戦だよ絶対!」
「な、なんで?」
スプーンの上のじゃがいもが落ちた。



