極甘クールな芸能人幼なじみの意地悪な溺愛



中は広くてリビングと寝室がくっついたみたいな作りだった。



ここは監督さんたち、いわゆる上層クルーしか入れない特別なところなんだと思ってたのに違うみたい。
普通にみんなの待機場所らしい。



充分足を伸ばして寝れるサイズのベッドだってキッチンだってある。
ソファも広々……なんて車内を観察してる場合じゃなかった。
ナツ君は車に鍵をかけた。



「何かあったのか心配で演技に集中できなかったんだけど」



「それは、ごめんなさい」



そっか、心配してくれてたんだ。
そんなこと、考えもしなかった。



謝ってるのに更に不機嫌になって、あっという間にソファに追い詰められてしまった。