隠された日記







ーーープ、プ、プ、プ、プーーーーーーー

「サツからか?」

あの人が銃口を向けた。

「わ、分からない、、切れちゃったみた

い、、」

警察は、この人と話をしたいのだろう

か、、

でも、それでこの人が私を逃がすはずがな

い。

14年も続けて世間に隠し通したのに、今さ

ら降参する訳がない。

自分は、どうせこの人に殺されてしまうの

だ、、それももうそこまで先ではない。

その時だった。

「美樹子ちゃん、、」

(え?)

女の人の声が受話器から聞こえる。

その声は、どこか聞き覚えのある、あの声

と似ていた。

「久しぶりね、よく生きていたね。」

美樹子はビクッとした。そして、あの人に

聞こえないように囁いた。

「どなたですか、、まさか。」

「良い?時間を止めるのに限りがあるから、

短く言うね、とっても危険だけど、、、」

「私、もうこのまま殺されるのかし

ら、、」