隠された日記

「降りたら、右に行って、そしたら、角で

電灯がついている道とついてない二つの道

があるの。あなたは、ついていない方の道

を選んでね。暗くても、前に進めるから大

丈夫。」

「、、、はい。」

恐怖より、不思議な感覚だった。

「あなたは、今とても不思議がってるけ

ど、後になって分かるわ、全部。私が何者

なのかも。」

「はい、、」

そう言うと、その人は私と反対側を向い

た。

その髪が、微かにさらっと揺れる。