ーー目の前に、鎖で足を繋がれた紗矢さん と、体格の良い男の後ろ姿がある。 「ねえ、この絵、きれいね、、」 紗矢さんの、今にも消えそうな声がかすか に聞こえる。もうだいぶ弱っているみたい だ。 「ああ。それは、俺の息子が書いた夕日の 絵だ。お前にしては目の付け所が良いみた いだな。」 「夕日の光の強さが、良く表現されてる。 もしこれが飛び出してきたら、目をやられ そう、、」 (西日、西日、、、、あっ!) その瞬間、目の前がぱっと明るくなる。 一瞬、紗矢さんと目があった気がしたーー