表紙の文字は、埃をのけてもすっかり薄れ
ていたが、読めない事はなかった。
「この日記を見つけてくれた人へ
これは、私、大塚紗矢が、15歳で誘拐され
た、その時の記録をつけた物です。監禁さ
れている途中、残った気力で必死に書きま
した。
この日記が見つかるのが遅かれ早かれ、あ
なたはこの日記を見つけてくれました。
どうか、これを読んだら、警察に届けて下
さい。
ここには、私が分かったこと全てが記され
ています。
1981、12、12」
ゆゆはその表紙を読むと、ゆっくり1ペー
ジ目を開けて、読み始めた。
ていたが、読めない事はなかった。
「この日記を見つけてくれた人へ
これは、私、大塚紗矢が、15歳で誘拐され
た、その時の記録をつけた物です。監禁さ
れている途中、残った気力で必死に書きま
した。
この日記が見つかるのが遅かれ早かれ、あ
なたはこの日記を見つけてくれました。
どうか、これを読んだら、警察に届けて下
さい。
ここには、私が分かったこと全てが記され
ています。
1981、12、12」
ゆゆはその表紙を読むと、ゆっくり1ペー
ジ目を開けて、読み始めた。

