隠された日記

「あ、ゆゆ、お帰り。どこに行ってたの?

もしかして大家さんに引っ越す事、、ゆ

ゆ?」

ゆゆは、敏江の言葉に答えず息切れしなが

ら自分の部屋に向かう。

2階のそこそこ奥の部屋のドアを開けた。

もう夕日が出てきて、電灯の少ない田舎の

一軒家は真っ暗だが、電気は付けずにその

ままベッドにむかう。

♪リンリン♪

いつもより勢い良く座る。そして、布の表

面を手で撫でながら「ここにいたの?」呟い

てみる。