隠された日記

「ああ、そうだよ。ゆゆちゃんは見つけて

くれたけど、インターホンが植物のつるで

分からない来客が多くてね。ドア叩かれて

も、耳が遠いもんで。鍵はここ辺りみんな

かけないし。人が入ってきたら必ず分かる

ように、大きな音がする鈴を全てのドアに

付けてるんだよ、、ん?ゆゆちゃん、顔が

強張ってるけどどうしたんだい?」

「、、まさか、、」

ゆゆは、頭の中でパッと雷がなったようだ

った。

「大家さん、ありがとうございます!」

「え、ちょっとゆゆちゃん?」

ゆゆは、頭を下げて大家さんの家を後にし

た。もしかしたら、という期待を持って。

もしそうだったら、信じられないくらい近

い所に、それはあったのだ。

ゆゆは、家への道を走り出した。

坂道を上がり、ドアの前に来て、中に駆け

込んだ。