「私、、役に立ったんだね!」
「そうみたいよ。」
嬉しかった。だが、まだやるべき事は終わ
らない。
紗矢さんが真相を書いた紙を見つけないと
いけないのだ。
理屈っぽくなると、このままの犯人の居場
所が分かったら、もうその紙はあまり必要
性がないのかもしれない。だが、「見つけ
て欲しい」と書く理由は、それなりにまた
別の、犯人探しとは違う、深い理由がある
ような気がしていた。
「ねえ、ゆゆ。」
「何?」
あ母さんと目が合う。何か、寂しげな目を
していた。
「ここ、また近いうちに引っ越そうか。」
「え?」

