『お前といたかったから♪』

『ありがとう…誠実っ♪
私、お風呂はいるからね』




って、
お風呂に入ってしまった…。




『私、眠い…。
寝ていいかな?』

『もったいないよ、クリスマスなんだから♪』



そう言われつつ、
ベッドに寝そべる私の隣には誠実の姿。



見つめ合いつつも、
照れ臭くなるふたりは幸せいっぱい……




『光里っ♪ 好きだ…。可愛いな…光里♪』


そう言うと、
私の上に馬乗りになってきた。



『誠実っ♪ カッコいいよ。大好きだか……』



いつになく、
優しくて温かい口づけを何度も何度もしてくる。



でも、
言葉がいつも途中で遮られる……



『好きだから…』

『私も……』


好きなふたりは見つめあいつつ、
気がつけば洋服を取られてしまっている。



素っ裸になるふたりは、
クリスマスの夜…これまで以上に一つになっていた。