『やっちゃったの?誠実くんと…?』

『うん。拒否しちゃったけど…』

『大丈夫だったの?妊娠してしまうとか…退学とかないよね?』



異常に心配するふたりには説明する私。


身体の関係を持ったのも、
好きになってしまったことも……



『大丈夫…。
意識してしまう…。
誠実とは逝ってしまいそうになるのも1回あったけど…』

『やばいじゃん……。誠実くん、変わったよね。
光里を思う気持ちは本物だったんだね。
何回したの』

『3回かなぁ…。
保健室で…誠実ん家で…公園で…』


この時、
中学のときの修学旅行の話が鮮明に思い出される_…




『中学のときって、
光里はペチャパイだったし…。
確かに大きくなったよね。
成長もあるけど…誠実くんがそうさせたのかもね…』