『お邪魔しようかなぁ』


断ってくるものと思っていたけど…違ったのか?



俺ん家に行く時には、空には綺麗な夕陽が見れて…


『凄くない? 夕焼け空…』



俺ん家に着くなり、
お母さんが紅茶を運んできているけど…
追い返そうとする俺。




『さっきの話…、
友達か? 恋人なのか?』

『分からない…。
分からないの……』

『光里っ♪
文化祭やら体育祭の時は…ごめんな。
キスやら、大切な身体を触ったし…悪かった。
好きかも…好きだわ、俺はね』



このとき、
本当の告白をしたんだけど…濁されてしまった。



『かも…って要らないかなぁ。
私は誠実とは…友達以上かも知れない。そう思いながらいるけどね』