浮かれすぎてしまったのか、
誰もいなくてふたりきりだからって考えがあってか俺はもう壊れてしまうばかり。


今までは臆病な存在にしかなかった俺は…もういなかった。



好きな気持ちも、
直ぐに行動や言動が現れてしまうまでに変わりつつある。



4日間くらいにかけて残っていたけど、
光里には訴えていたかな。






『光里。明日でいいよな。帰ろう』



抱きついてほっぺにキスしたりして、
好きだって考えを示す。


居残りの最終日だったか?

ほっぺに、ではなかった……


唇を塞ぎ込み…
口づけを交わした。





『恥ずかしい…。ここは駄目だよっ。
誰か来ちゃう_…』

『ここじゃなければ大丈夫なわけ?』



光里は戸惑いを隠せない目で見ていたなか…


『俺ん家に来る?』