『一方的にごめんね…。
大好きだから。
ひかりのこと好きだから…』

『誠実…やめて。うちら付き合ってないじゃん。おねが……』




キスは熱くて…優しさが伝わる……


ふたりは何度も唇を重ね合わせると、
見つめあっていた。



悠樹くんを好きな気持ちはまだあったけど、
好きな気持ちは変わりつつある。



誠実は私の制服や下着を外した……


『恥ずかしい……もう…お願いっ…駄目だよっ…。
ウチら…付き合っていないし…』

『たまらんやん…。』




誠実とはこの時、
産まれて初めて経験をしていた。


告白は嬉しいけど、
身体の関係を持ちつつひとつに繋がってしまった。



『たまらんやん…。
好きや。
気長に待つからな…』