俺たちはとうとう中学3年生になって、
3年1組…。



光里とはやっぱり何かあるかも知れない…

またも同じクラスに在籍している。



このクラスには、
幼なじみである夏海もいて…

夏海とは楽しくいられているのに、
光里とは一緒にいるとドキドキしてばかりいる。



きっとだけど…これは初恋だからかなと思う。



でもこのときには、
周りにいた悠樹や哲朗たちから『日が少ないぞ。告白くらいしろよ。』の声。






そんな10月のはじめ_… 





合唱コンクールのパート決め、伴奏を決めるのがホームルームの話になっていた。




学級会はいつになく騒がしい、その最中





『私、ピアノの伴奏には…光里が良いです』

『私? 私は沙夜香が良いんですけど…』

『1年生の時にしてたし…。光里が良いなっ…』

『じゃあ…課題曲を沙夜香。自由曲を私にしよう? ねっ♪ 沙夜香…』