夜が明けても、
空は真っ暗で…その時の心の状況がそのまま映し出されているとしか思えない。




光里はずっと震えながら泣いているし、
俺はやっと動けるって言える中にいるのが一番近い言葉。




ずっと好きだった彼女が隣にいても、
気持ちが這い上がることなんてなかったし沈むふたり。




部屋の中も、
静まり返ってしまうばかりだった…。