光里とずっといたくて同棲生活をはじめて、
はじめはウキウキしていたところ、


バイトのシフト変更の申し入れがあったり…ゼミや部活やらいろいろあって中々いっしょにいることのできない生活。



『今日は帰れそうにないから』

『うん♪ わかったぁ』


とにかく理解力は半端なく優れている彼女。



そう言った日が徐々に増えはじめ、
会う日が激減していくふたり。




1か月も過ぎた頃、
バイトのシフトを早めてもらって早く帰って来た。



ちょうど光里の誕生日も近くて、
ケーキを買って帰ってきた。





『ただいまぁ…』



反応がない…

寝てしまったのかな?



この日、
玄関先には一足の靴がある。