豪くんから離れて、ゆくゆく考える時がきたとき…




誰が大切なんだろう…


誰を思って来たんだろう…


誰のそばにいたいんだっけ…



たくさんたくさん考えて、
考えついたのは……



頭の中に浮かぶ人は…



やっぱりずっと思ってくれた、
やっぱりずっと優しかった、
誠実だと気づく事だった。




だからこそ自分が気づいて、
自分が夢にまで見た人に正直になろうとする。




そんなふうに思っていた同窓会の手前_…




どうなるか…そんな事なんてどうだって良かった。




私は後悔したくない気持ちを込めて、
同窓会会場へと向かう。



そこへは、
あの大好きだった誠実や悠樹くんや望奈たちがいる…