これ以上は聞く気にはならない。

しかし、
手放してしまったことは後悔したんだって。


お互いのことを気になってしまったのを知り、
手放すわけには行かない…
そう言われて思い直している。


 
そこからと言うもの、
地に足をつけて行こうって何度も思っている。



ヨリを戻して、
同窓会の場を借りての話だったけど…
未来ははっきり見えて来たんだ。



遠距離になって、
それでもやっぱり…光里といたかった。


一度、離れてしまったふたりは以前よりも少しずつだけど前のことを気づくきっかけができたんだよな。




20 歳って…


まだ出会いはあると言うけど…
同じ女性しか見なかった俺自身にとって、
諦めきれないものがある。