病気を克服したその場所には、
いつだっていた…あの人の存在。



あんなに好きだったあの人を諦めようってしたけど…やっぱり浮かぶんだよね。



誠実…


誠実より素敵な優しい人なんていなかった。



豪くんとの関係を断ち切り、
私自身は男性と遊ぶなどすることをやめた。




病気をしたとき助けてくれた…あの人。

病気をしても一緒になってくれる…あの優しい人。



きっと……手放してはいけないんだよね。



すべては病気を物語っていた気がするから__。