納得している彼女にそれくらいの言葉しかかけてやれない自分。


腹立たしいやら情けないやら…


俺だって…俺だって…離れたくないけどしょうがないんだ。


そのぶん、
一緒にいられる日を作ろうと奮闘したっけなぁ。



光里の笑顔を見ていたい_

その一心でずっと一緒にいようって。




高校を卒業するその日までは…




お互いが幸せなら…それに越したことはないんだから。



離れたって、
いつか光里といるって自分だけはそう思ってきた。




『いつか光里のウェディングドレスが見たいんだ』





クリスマスに言っていた言葉だけをずっと信じてきた。



光里は『先のことなんてわからないじゃん?』って言っていた時は心が苦しかった。