『戯言ライフ』
心が死んだ時の飯の不味さは異物でしかなくて
吐き気と気持ち悪さがたまらないんだ
何も受け付けない
全てを拒絶してるみたいに
君のいない世界を無意味だと感じている
身体が怠くてやる気が起きない
そもそも生きる気なんてさらさらないんだよ
灰になりたい
この手で呼吸を止めてしまいたい
そんな事も考えたっけな
他人に理解を求めない
ひとつも期待などしていない
ただ地べたを這いずってまだ声を上げているだけなんだ
誰にも届かない声を
悲しみや孤独や絶望をこの枯らした声で叫んでいるんだよ
無様に生きて呼吸しているんだよ
枯れない涙に頬を濡らして
何度も拭いてはまだ生きるなんて戯言を吐いていくんだ
