『君の心に火は燈る』



割と簡単に心は脆く砕け散って

拾い集めて繋ぎ合わせて修復しようとしても

自分では上手くいかない

だから自分以外のものに頼って

繋ぎ合わせて

また自分を取り戻していく

世界を終わらせる4文字に逃げたくなった

でも世界を続けていく2文字は確かにこの胸の中にあるんだよ

絶望して地獄を生きていたとしても

諦めなければ可能性の火は消えない

君は救われるんだ

孤独に心閉ざして

誰も信じられなかったとしても

光ある2文字がその心の扉をノックしているよ

声をかけているんだよ

君は一人じゃない

もう重荷を溜め込んで潰れなくてもいいんだ

全部吐き出して頼ってもいいんだよ

充分苦しんだよな

辛かっただろう?

もう君を殺す4文字に囚われなくてもいい

君を生かす2文字を受け入れてあげよう

幸福という名前の2文字が君が気付くのを待っていてくれている

悲しい涙より暖かい涙を流そう

君が笑ってくれるなら

僕も嬉しくなって笑ってしまうよ

2人で笑って

こんなクソッたれな現実なんか笑い飛ばしてしまおう

絶望したとしても

人の声や想いが心に暖かい火を燈して溶かしてくれるのだから