『鈍痛』
無自覚の地雷の波に飲まれて
心を壊して
自分を壊して息をする
この世と決別していっそのこと楽になってしまえたらと
弱音を吐き出してしまいそうになった
頭が重苦しい
心は何度も死んでは息を吹き返して来たけど
脳みそが壊れたら流石に僕はここにいないだろう
まるで鈍器で殴られて頭蓋骨が割れてしまいかけているようだ
そして何かが重くのしかかる
これは絶望なのかそれとも後悔なのかは定かではないな
誰かに「生きていて楽しい?」
と、問われたらその時によって答えが変わるだろう
でも今はそんな事よりも
人生をやり直したい
未来なんてない
君がいなくなった時に僕の人生は終わったんだよ
楽しい事はある
幸せな事もある
でも何故か涙が毎日止まらないんだよ
一度眠ってしまったら永遠に眠り続けていたいなんて思うのは我儘かな?
月日が歩いて最期の日まで近付くんだ
病んではいないけど
現実に耐えらんないよ
頭が重苦しいんだ
もう直ぐ僕はここからいなくなるみたいに
こんな僕が救われたいと願うのは我儘でしょうか?
