詩集『心ゆくままに』


      『幸福のぬるま湯』


 
幸福という名前のぬるま湯に浸かって心と身体がポカポカと暖かい

そんな優しい時間があっても良いんじゃないかな

嬉しくない訳ないじゃん、とってもとっても嬉しいよ

二人の間に流れる時間が嬉しさで満たされる、この感じがかけがえのない愛しさで溢れる

僕の世界を変えてくれた君だから

今度は僕が君の世界を変えてあげたいんだ

喜んで貰えるような、幸せになって貰えるような

そんな秘密の作戦を沢山考えてあげるんだ

そして想いが届いたらその作戦が成功したら僕は泣きたくなるほど嬉しいし尊い

そして君から好きをプレゼントして貰った日にはこの世界の誰よりも幸せ者になってしまうよ

この最も大切な時間を今ここにある幸福を守りたいと思うんだ、その中心にいる君を守りたい

好き

こんなにも幸福なぬるま湯に延々と浸かっていたいと思うことは別に不思議なことではないと思うんだ