濡れた体を拭いて、詩優を待っていたら、
数分も経たないうちに戻ってきてくれた。
「風邪ひくから早く着替えて」
ベッドの方へと連れていかれ、周りについていたカーテンを閉めてくれた。
濡れた制服を脱いで、匂いを嗅いでみる。すると、幸いそこまで酷い匂いはしないから一安心。
トイレの水だから、汚いのには変わりないけど…。
肌に張り付いたブラウス、スカートを脱いでビニール袋へと入れた。それからジャージに身を包んで、着替えが完了。
カーテンを開けると、
「誰にそんなことされた?」
詩優と目が合った。
「…あ、えと……3年の先輩」
名前もクラスも知らない。唯一わかるのは3年生、だということ。
初めて見た人だったし…。
詩優はそれを知ってどうするのだろうか…。
「男?女?」
「…女の人……」



