世界No.1の総長と一輪の花 1.5







濡れた体を拭いて、詩優を待っていたら、
数分も経たないうちに戻ってきてくれた。




「風邪ひくから早く着替えて」




ベッドの方へと連れていかれ、周りについていたカーテンを閉めてくれた。








濡れた制服を脱いで、匂いを嗅いでみる。すると、幸いそこまで酷い匂いはしないから一安心。



トイレの水だから、汚いのには変わりないけど…。



肌に張り付いたブラウス、スカートを脱いでビニール袋へと入れた。それからジャージに身を包んで、着替えが完了。




カーテンを開けると、




「誰にそんなことされた?」




詩優と目が合った。




「…あ、えと……3年の先輩」




名前もクラスも知らない。唯一わかるのは3年生、だということ。
初めて見た人だったし…。




詩優はそれを知ってどうするのだろうか…。




「男?女?」


「…女の人……」