何となく話がわかった。
私が声をかけられた金髪の男性とここにいる金髪の女性、2人はたぶん恋人同士で……
私との関係を誤解している。
……私なんてさっき話したばかりだというのに。
「……誤解です。私は…、さっき先輩と初めて話したばかりで……」
小さな声になってしまったけど、ちゃんと伝えた。
けれど、
バシャンっ!
水の音がするのと同時に、体が冷たくなった。
自分の体からはぽたぽたと水が垂れて……。置いてあったバケツの水をかけられたんだと理解した。
「人の男に手ぇ出すからそんな目に遭うのよ。男遊びが好きなビッチ女ならその格好で授業でも受けたら?」
最後に言われたのはそんな言葉。
それから3人の女性はトイレを出て行く。



