世界No.1の総長と一輪の花 1.5





連れてこられたのは、なぜか体育館の近くにある女子トイレ。
体育館の中は次の授業で使うクラスがいないみたいで、誰もいない。



だから、今は私と3人の3年の先輩しかいない。




「あんたさぁ」




一番最初に声を出したのは金髪の女性。今気づいたのだが、首元にさっき見たものと同じドクロのネックレスが見えた。

あの、金髪の男性と同じもの……。




「人のカレシに手ぇ出さないでくれる?」




金髪の女性は私との距離を詰め、鋭い目つきで私を睨んだ。




「……え?」




言われたことがよく理解できないでいたら




「とぼけてんじゃねぇよ!!!!!」




胸ぐらを掴まれた。









「さっきあんたがみぃくんといるところをあたしはこの目で見たんだから!!!!!」




女性は大きな声で私を怒鳴ってから、突き飛ばす。




「…っ!!!!」




思いっきり尻もちをついた私を見て、あとの2人の女性が大笑い。