こっちを向いて笑ってよ。

「はーい。」

先生に言われたとおり、新入生歓迎会の手紙をホチキス止めする。

あ、これが配られることにはもうここにいないんだ。

ホチキス止めをしながら先生との思い出を振り返った。


入学式の日助けてもらったこと。

勉強を教えてもらったこと。

個別指導してくれたこと。

水泳を教えてもらったこと。

足の大きさを比べたときに、

「優菜の足は小さいな…!」

と言われたこと。


全て思い出すうちに、溢れてしまう涙。