「お前が可愛すぎて一瞬で惹かれた。好きだよ、有紀。」
「………！？」
聞き間違えかと思った、だってこんなこと言わ
れるはずないんだから。
「えっと…？俺告白して放置？かなり恥ずいんだけど…？」その先輩の一言で、実感する。
「…柊二先輩、好きです…！ずっと前から大好きです……っぅぅぅっ…」
「おいおい、泣くなよ。可愛い顔が台無しだぞ、？」
そんなこと言わないでよ。涙が止まらなくなる。
「これで泣き止んでくれる？」
ちょっと触れるぐらいのくらいのキス。人生初のことに驚く。
「先輩はこんなの慣れっこでしょうけど…って！？」
驚いたのは先輩の顔が真っ赤だったから。
「…俺だって初めてだよ。顔赤いから見ないで。」
先輩って意外と照れ屋？
「やっと俺のものだ。もう他の男には触らせない。」
「せんぱぃ…」恥ずかしすぎて声が震える。
「ってやべ！これから生徒総会じゃね？」
先輩の一言で私達は一気に現実に引き戻される。
