後悔したくない

放課後

いつもそこまでうるさくないのに、声が聞こえて来る!

翔〜Side〜

「なぁ、翔!ほんとにバレてないかぁ?」

「バレてない。來愛の1部の記憶がないから、ここの場所のことも覚えていな
い。」

「で、何で、お疲れ様会するの?」

そっか、愛杏は、違うクラスだもんな。

「実は、修学旅行のしおりつくったのは、來愛なんだよ。」

え!?どういう事だよ。清水!!!

俺も來愛とは、違うクラスだからそこまでのことは、知らなかった。

昨日、來愛確か、夜ご飯も一緒に食べずに、引きこもって作業してたって、

母さんが、言ってたような気がする!

來愛の場合、営業部だから、当たり前のようになってた。

「何で、清水が知ってんの?」

だよな。夏葵。

どうせ、心配かけるからって、夏葵達にも言ってなかったんだろう。

「今日、來愛を運んで行ったのに関係してるの?」

「運んだって、どういう事だよ。」

「怒るなよ。翔!
來愛が、授業中倒れそうになったから、屋上に運んで行って、休ませてたん
だ!」

倒れそうに?

あの頃から、來愛は、無茶ぶりが無くなっていたのに。

ただ、俺が違うクラスだったから、知らなかっただけか?

「俺達も行ったけど、変なことは、してなかった。
ただ、來愛が顔色悪く、体調が悪そうだっただけ。」

瀬ノ尾が、嘘つくことは、ほとんどないしなぁ。

「それで、聞いたら、言ってくれただけ。」

來愛が、すんなり、清水に言うわけが無い。

弱っていたからか昨日の写真の事で、脅されたかだなぁ。

「まぁ、準備を進めよう!」

「うん。」

しかも、あの修学旅行のしおり。

相当、てがこってたから。絶対、朝までやってたんだなぁ。

何があったのかは、知らないけど、來愛を支える事は、俺には出来ない!

人の倍、男子や仲の良い人でも、強がりだから。

〜Side〜終わり

來愛は、寝ていて。

だから、ハチマキで目元が隠れるようにしばり、

お姫様抱っこをして、運んだ。

意外に、軽かった。