からふる。~第2話~

中に入るとまず目に留まったのは招き猫だった。


家にあった馬のレプリカとは比べ物にならないくらい色は剥げてるし、価値も無さそうだけど、不思議と幸運を呼んでくれそうな気がした。


招かれたのはわりと広目のダイニングキッチンだった。


私の元家よりは小さいけれど、おそらく一般家庭よりは大きい。


これはここの住人の共同スペースなのだろうか。


ますます頭がこんがらがった。