独占したい。



 私はされるがまま、そのまますっぽりとまさくんの胸に包まれる。



「本気?」



 耳元で、確認するように問われた。

 こくりと、深く頷く。



「……ははっ、なんだ……もっと早くに言っとけばよかったな」



 気が抜けたような声でそう言ったまさくんは、心底安心したようにほっと息を吐いた。



「あー……やば。嬉しすぎて、手震えてきた……」



 言葉通り、私を抱きしめる手が震えていた。

 それが、まさくんの気持ちを伝えてくるようで、いろんな感情が湧き上がり胸が苦しくなる。

 嬉しくて嬉しくてたまらないのに苦しいなんて……変なの……。

 でも、まだ夢なんじゃないかと思うほど……私はまさくんのこと、ほんとにほんとに大好き。