独占したい。



 こんなめんどくさい私に、そんな優しい言葉をかけてくれるなんて……まさくんはどこまでも優しい。

 でも、だからこそ、まさくんの負担には……。



「克服なんかすんな。花にはずっと、俺だけでいいだろ」



 ……え?

 まさくんは、ゆっくりと抱きしめる手を解いた。

 そのまま片手を私の頰に添え、じっと見つめてくる。



「まさくん……?あの、意味が……」



「……好きだ」




 唐突に告げられたその言葉に、一瞬心臓が止まった気さえした。


 ……待って……今、好きって……。




「もういつからとかわからない。ずっと前から俺は……花が好きで、可愛くてもうどうしようない」



 掠れた声で、苦しそうに気持ちを伝えてくるまさくん。