独占したい。




 私、男の子たちに囲まれて、怖くて倒れて……まさくんが助けてくれたんだ。



「大丈夫か?」



 心配そうにそう聞かれ、返事をしようと口を開く。

 けれどすぐに自分の失態に気づき、罪悪感にかられた。

 私、またまさくんに迷惑かけたっ……。



「あ……ご、ごめん、なさいっ……」



 また、嫌われ、た……っ。

 悲しくて、まさくんのほうを見ることができない。

 すると、何を勘違いしたのか、まさくんのいつもより低い声が保健室に響いた。



「……余計なお世話だった、か」



 ……っ、違う……。



「せっかくクラスメイトと楽しそうに話してたのに、邪魔して悪かった」