独占したい。




 こ、わい……助けて……。

 まさ、くん……っ。


 ふらりと、目眩がした。

 もう身体に力が入らずコントロールできなくて、そのまま床に倒れてしまうとぼんやりする意識の中で覚悟した。



 時、だった。



「……おい、どけ」



 腕を掴まれたと同時に、大好きな声が聞こえたのは。

 聞き慣れた声のはずなのに、なぜかその声に涙が溢れてしまう。



「俺の許可なく花に近寄んな」



 ……まさくん……どうして、ここに……。