独占したい。


 そんなに気に入ってもらえると思ってなかった……また家でも作ろうかな。



「ふふっ、今度また作るね!」

「これもだけど、そうじゃないんだけど……」

「え?何か言った?」

「……ううん、何も」



 まさくんは、そう言って最後の一口を平らげた。



「ごちそうさま」



 私のほうを見て微笑んだまさくんに、同じものを返す。

 100メートル先くらいに私の家が見えてきて、そろそろバイバイか……と寂しくなった。

 ……あ!

 あることを思い出して、慌てて口を開く。

 まさくんに、言っておかなきゃ……!