「酷いよね、詩乃ちゃんの目の前であれはないよ」


瑛太は龍くんのイチャつきっぷりを見ながら私の顔色を伺う。




「でしょ?ホントありえない」


毎日毎日、私に見せつけるように女の子と仲良さそうにしていて、そろそろ怒りの頂点を迎えそうだ。