このパーティーが最初で最後の 復讐のチャンスだと思い参加を決めた ことに後ろめたさを感じ、 やっぱり今回は復讐はやめておこうか。 そう考えたりもした。 私はジャスミンティーを飲み干して カップのふちについた薄い桃色の 口紅を右手の親指で強く拭う。 薄桃色に染まった親指についた コップのふちの跡が消える頃には 私の心は決まっていた。