23時41分6秒




毎日カフェを訪れる年配の常連さんと
随分長く他愛のない話をしている気がする。


時計を見るとまだ20分しか経っていなかった。



今日はなぜかいつもよりお客さんが少なく
時間が過ぎるのがとてつもなく遅く感じる。



常連さんが商店街で午前中限定の
バーゲンセールが行われているから。

と目の前で仰向けに寝転ぶマリーのお腹を
わしゃわしゃしながら教えてくれた。


コーヒーを飲み終えた足で
セールに向かうとも話していた。



常連さんを見送ると制服のシャツの
腕をまくり上げて気合いを入れ、
グラスをいつもより念入りに磨く。