23時41分6秒


2月25日
どういうこと?私は騙されていたの?
万咲都さんじゃなかったら、
あなたはいったい誰なの?



「お前もあいつと同じだ!」



突然、頭の中で声が響いた。


口元にまだ残る傷跡が、ちくりと痛む。



「もしかして…
 お母さんもあの男に騙されたの?」



あの日見た、真っ暗な空。

その闇が追いかけてきて、私を包んだ。



2月26日
なりすましなのかどうか
本当のことをはっきりさせる



その日を最後に、日記は途絶えていた。