23時41分6秒



後ろを誰かが走り抜けて行く音がして
私は咄嗟に涙を拭う。


振り返り足音の行く先に目を向けると
ひとりの少女が林の中へ走って行った。


例の噂を確かめにでも行くのだろうか?


これ以上この場所にいると
取り乱してしまいそうに感じた私は
持ってきた掃除道具を持ち
足早に墓地を去った。