食事を終えてレストランを出ると 「貴女にもうひとつプレゼントが あります」 彼はそう言うと目の前に停まっている タクシーに乗るように促す。 後部座席のドアが開き、私が乗り込むと 彼が後に続いた。 「お願いします」 彼がそう言うと運転手がウインクを したのがバックミラー越しに見えた。 街の中をタクシーはゆっくりと 進んでゆく。 今日は金曜のせいか、車が多く とても混んでいてなかなか前に進まない。