悩みといえば…復讐のことだ。
流石にあのパーティー会場では
これといった方法もなかったため
何も行動しなかった。
それにあんな大人数のなかで
衝動的に復讐を実行して、
注目を浴び未遂に終わってしまったら…
想像しただけで鳥肌が立ってきた。
ようやく相手が見つかったというのに
何も方法が浮かばず途方に暮れていた。
母の命日に出会ったように、
また偶然出会うことはそうそうないだろう。
もういっそのこと会社の前で
待ち伏せして退社時を狙おうか…
しかし相手は御曹司だ。
周りには少なからず付き人のような
存在はいるだろうし、取り押さえられて
これまた未遂に終わってしまう。
また偶然、会う日が来るまで。
その偶然がいつ訪れるのか
想像もつかないが、偶然に会える事を
ただ願うしかなかった。
