「っなるほど!じゃあtoがくるのはここだ!」
「うん。香月くん大正解」
「っしゃー!」
「さすが菜穂、あの日向に英文法を理解出来る日がくるなんて…全米が泣いた…っ」
「こりゃ明日吹雪だろ。電車止まるな」
「こらそこの2人しばくぞっ!!」
「あははっ!」
お弁当を食べ終えた昼休み
強めの頭痛薬を飲んだからか、昨日よりは頭が重くない。
…気まずくなるのは無しだと言った神谷くんは
わたしが拍子抜けするほどいつも通りだった。
何も変わらずあの温かな笑顔を見せて
たまにストレートすぎることを言って。
決まっている返事には、背中を向けられてしまったまま。