でも、
大丈夫だったようで安心はした。





翌日には自主行動で横浜をグルグル周り、
いつになく笑った1日。





その日の晩、
ホテルにある風呂場で…
阿佐や悠樹や哲朗らとの恋バナ。



悠樹に至っては、
望奈ちゃんと良い感じだと良く分かっていて…
付き合うなどと聞いてはいた。





隣の女性の風呂場でも同じような声が聞こえてくるのを耳を澄ませる。



光里は今どうしてるんだろう…

望奈ちゃんや番長たちと楽しい時間過ごせているのかな…。





風呂上りの俺らは、
着替えを済ませ出てきたところ……

女性の風呂場の出入り口からは光里の声が聞こえてくる。




『おうっ』

『あれ…みんなもお風呂?』


悠樹と望奈ちゃんが話している側、
光里が後ろからやってきた。