(仮) 【純愛DAYS〜3人のseason〜】

光里が落とした黒板消しを拾おうとして屈む側で


『はい…。おはよう』

『あっ…ごめんね。おはようっ♪』



きのうのことがまだ照れ臭いのか、
目を合わさない…





『きのうはありがとうな…』

『こちらこそっ、ありがとうね』



付き合うまで進展はなかったけど、
やっぱり好きだ…

そう思わせてくれる光里が存在する。





『今日も可愛いな、お前…』

『もう…やめてよっ♪』



恥ずかしそうにうつむく光里は、
当番日誌を持って出て行こうとする…



『恥ずかしいか?』

『きのうの今日だもんね…。
でもうれしかったよ♪』



ようやく見てくれたけど、視線は逸らされるばかり。

追ってしまう俺ってなんだよ…。