『もういいよっ。
誰か来ちゃうでしょっ♪
学校なんだよっ♪』

『学校じゃなければ大丈夫なわけ?』

『そうじゃなくて……』

『そうじゃなくて…?
気になっているんだって…言っただろ?
好きなの、お前のことが…』





押し倒してしまった…

告白してしまったんだ…




『学校じゃなければ大丈夫…。恥ずかしいんだもん……』





抱き起こしたとき、
光里の目からは……涙が出ていた。





『俺ん家に来たらいい……。
お疲れ様会でもしようぜ。』





好きな女性と…
好きな女性だからいたいってのはあった。





『マジで…?
何もないよね…?』

『んっ?何も…?どうだろうな?』

『いじわる…。何もないなら行くよー♪♪ 』





気持ちに嘘はなく、
本当に好きになっていく。



俺たちふたり……

このとき…


想いあっていたのか?





『ねぇ、私たちって何?
友達…友達だよね?』

『友達…かぁ。友達…以上?』