「それは曲芸の練習かい?面白いことをするんだね、ご老人」
そう言いながら、魔法使いの少年が、じいやを指差してホウキの上で笑い転げていました。
じいやは穏やかに魔法使いへ語りかけます。
「魔法使い、雲に魔法をかけたのは本当におまえなんだね?」
「あぁ、そうだとも」
魔法使いは強くうなずいて、得意気に話し始めました。
「西の森に、酷く汚い身なりの旅人がいたんだ。その旅人は月のわずかな光りにも恐怖を感じていて、ボクを見るなり助けを求めてきたんだ。空に輝くあの月も、星さえも消してほしいとね」
そう言いながら、魔法使いの少年が、じいやを指差してホウキの上で笑い転げていました。
じいやは穏やかに魔法使いへ語りかけます。
「魔法使い、雲に魔法をかけたのは本当におまえなんだね?」
「あぁ、そうだとも」
魔法使いは強くうなずいて、得意気に話し始めました。
「西の森に、酷く汚い身なりの旅人がいたんだ。その旅人は月のわずかな光りにも恐怖を感じていて、ボクを見るなり助けを求めてきたんだ。空に輝くあの月も、星さえも消してほしいとね」



